【奈良国立博物館 特別展「南都仏画」を楽しむ】

奈良国立博物館 特別展「南都仏画」を楽しむ

仏像だけではない、奈良のもう一つの宝

奈良といえば、東大寺の大仏や興福寺の阿修羅像など、数多くの仏像を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

しかし、奈良にはもう一つ、千年以上にわたり大切に受け継がれてきた文化があります。それが「仏画」です。

令和8年(2026年)夏、奈良国立博物館では、ボストン美術館共同企画による特別展「南都仏画 ―よみがえる奈良天平の美―」が開催されます。


「南都仏画」とは

「南都」とは、かつて奈良を指した呼び名です。

奈良時代には、東大寺・興福寺・元興寺をはじめとする大寺院で数多くの仏画が制作され、仏教の教えを伝える大切な存在として信仰されてきました。

本展では、約20年にわたる構想を経て、ボストン美術館が所蔵する南都ゆかりの仏画が奈良へ里帰りします。

さらに、奈良国立博物館や国内各地の寺院・博物館が所蔵する名品も一堂に集まり、「南都仏画」の歴史をたどる初めての本格的な展覧会となります。

また、昭和24年(1949)の火災で焼損した法隆寺金堂壁画の色彩を、写真ガラス原板の記録をもとに最新のデジタル技術で復元した高精細カラー画像も展示される予定で、本展ならではの見どころの一つとなっています。


仏像だけではない奈良

奈良を歩いていると、寺院では数多くの仏像と出会います。

一方、仏画は普段なかなか目にする機会がありません。

だからこそ、この展覧会では、当時の人々がどのような姿で仏を思い描き、どのような祈りを絵に託したのかを知ることができます。

仏像と仏画は、それぞれ異なる方法で仏の世界を表現したものです。

仏像をご覧になったことのある方も、仏画という視点から奈良の文化に触れることで、新しい発見があるかもしれません。


展覧会のあとは、ならまちへ

奈良国立博物館から西へ歩くと、世界遺産・元興寺の旧境内を中心に広がる「ならまち」があります。

格子の町家や石畳、小さなお寺や古い商家が今も残り、奈良らしい落ち着いた町並みを楽しめます。

当ホームページでも、

  • 元興寺
  • 元興寺五重塔跡
  • ならまち
  • 上ツ道

など、奈良の歴史や町歩きに関するページをご紹介しています。

展覧会とあわせて、ぜひ奈良の町並みもゆっくり散策してみてください。


築約250年の町家で奈良の味を

はり新は、奈良国立博物館から徒歩約10分、ならまちの入口にある築約250年の町家です。

奈良の食材を用いた季節のお料理のほか、古代の乳製品「蘇(そ)」もご用意しております。

展覧会をご覧になったあと、奈良の歴史や文化の余韻を感じながら、ゆっくりとお食事をお楽しみいただければ幸いです。


特別展 開催概要

特別展名
ボストン美術館共同企画
「南都仏画 ―よみがえる奈良天平の美―」

会場
奈良国立博物館 東西新館

会期
令和8年(2026年)7月18日(土)~9月13日(日)

  • 前期:7月18日(土)~8月16日(日)
  • 後期:8月18日(火)~9月13日(日)
    ※会期中、一部展示替えがあります。

休館日
毎週月曜日、7月21日(火)
※7月20日(月・祝)、8月10日(月)は開館

開館時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)

  • 毎週土曜日は19:00まで
  • 8月5日~7日、8月9日~14日は18:00まで開館

最新の展示内容や開館情報は、奈良国立博物館公式ホームページをご確認ください。