【桜井・笠では、蕎麦の花が見頃を迎えています。】
桜井市笠では、今年も蕎麦の白い花が見頃を迎えているそうです。
写真は以前、笠を訪れた際に撮影したものです。一面に広がる蕎麦畑は遠くから見ると白く霞んだようですが、近づいてみると、小さな白い花がたくさん集まって咲いています。
笠は、私も時折訪れる好きな場所です。橿原方面へ出かけた折には、まほろばキッチン橿原店から少し足を延ばして笠へ向かい、「笠そば処」で蕎麦をいただいて帰ることがあります。
そして、ここまで来ればもう一か所。日本三大荒神の一つともいわれる笠山荒神へお参りすることもあります。
奈良市内からは少し距離がありますが、山里の景色と蕎麦、そして荒神さん。秋の奈良を少し足を延ばして楽しむ場所として、笠は好きなところの一つです。
〈掲載写真は今年のものではなく、以前訪れた際に撮影したものです〉
【奈良博・仏像館は休館中ですが、仏像には会えます】
奈良国立博物館の「なら仏像館」は、改修工事のため休館となっています。
「しばらく奈良博では仏像を見ることができないのかな」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、9月15日から青銅器館2階で、新たに「ナラハク仏像セレクション」が始まりました。
奈良と仏教美術の歴史を、仏像を通して分かりやすく紹介する展示で、観覧は無料です。
なら仏像館がお休みの間も、奈良博で仏像に会うことができます。
秋の奈良では、これからさまざまな特別展や寺社の特別公開も予定されています。奈良散策の途中に、奈良国立博物館へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
なお、当店でも10月・11月のご予約が入り始めています。
秋の奈良へお越しの際に、はり新でのお食事をお考えのお客様は、どうぞお早めにご予約ください。
〈*写真は奈良国立博物館・なら仏像館にて(2026年7月撮影)〉
【奈良国立博物館「南都仏画」本日最終日】
奈良国立博物館で開催されている特別展「南都仏画―正倉院からの祈り―」は、本日9月13日が最終日となりました。
会期中、奈良国立博物館でのご観覧とあわせて、ならまちまで足を延ばし、当店へお越しくださった皆さま、ありがとうございました。
奈良国立博物館から当店までは、奈良公園から猿沢池を経て、ならまちへと歩いていただける距離です。
秋が深まるこれからの奈良では、寺社の特別公開やさまざまな催しも続きます。
博物館で奈良の歴史や文化に触れたあと、少し足を延ばしてならまちへ――。
これからも、そんな奈良の楽しみ方をご紹介していきたいと思います。
【奈良公園に秋の気配|雄鹿の角研ぎが始まりました】
9月に入りましたが、奈良はまだまだ暑い日が続いています。
それでも今朝、奈良公園を歩いていると、季節が少し進んだことを感じる光景に出会いました。
雄鹿の「角研ぎ」が始まっています。
少し前まで袋角をつけ、何頭かの雄鹿が一緒に行動する姿をよく見かけましたが、今朝出会った雄鹿は一頭きり。木に角を擦りつけ、黙々と角を研いでいました。
近くでカメラを向けても、ほとんど気にする様子はありません。
こちらをちらりと見ても、またすぐに角研ぎ。
「なんだー、邪魔するな」
そんなことを言われているような気さえしました。
さらに街中まで歩いてみると、すでに角を落とされた鹿にも出会いました。
人間にとってはまだ残暑の9月初め。
けれど鹿たちの姿を見ていると、奈良の季節は確実に動いていることが分かります。
紅葉よりもずっと早く訪れる、奈良公園の小さな秋の知らせ。
奈良公園には、ひと足早く秋の気配が訪れています。
【東大寺二月堂で昔ながらの盆踊り|9月17日「十七夜」】
東大寺二月堂で昔ながらの盆踊り|9月17日「十七夜」
奈良の行事というと、静かで厳かなものを思い浮かべる方が多いかもしれません。
けれども、奈良にも賑やかに「踊る」夜があります。
夏の終わりを彩るバサラ祭り、そして9月17日に東大寺二月堂で行われる「十七夜盆踊り」です。
見ている人も、いつの間にか踊りの輪へ
二月堂の十七夜盆踊りのおもしろいところは、踊る人と見る人の境目があまりないことです。
踊りの輪を眺めていると「おいで、おいで」と誘われ、地元の人も観光客も、外国から訪れた方も一緒になって踊ります。
上手に踊れるかどうかは、それほど大切ではありません。
音頭に合わせて前の人の動きを真似しながら、みんなで輪になって踊る。
今では少し珍しくなった、昔ながらの盆踊りの姿が二月堂には残っています。
なぜ9月17日に盆踊り?
毎月17日は観音菩薩の縁日で、旧暦8月17日は特に「十七夜」と呼ばれてきました。
この日、二月堂では午後6時から十七夜法要が営まれ、堂内には万灯明がともされます。参道の石灯籠にも火が入り、二月堂周辺には願い事や絵などが描かれた多くの万灯籠が並びます。
そして午後6時30分頃から、二月堂下の広場で盆踊りが始まります。
河内音頭や江州音頭が響き、昼間とはまったく違った二月堂の夜になります。
かつて奈良では、この十七夜盆踊りが盆踊りの「踊り納め」とされ、現在でも「関西の踊りじまい」として親しまれています。
現在の十七夜盆踊りは、長く途絶えていたものを平成5年(1993年)に復興したものです。
見に行ったつもりが、踊って帰るかもしれません
お水取りで知られる二月堂は、静かで厳かな印象をお持ちの方も多いでしょう。
その二月堂で、音頭が響き、大勢の人が輪になって踊る。
万灯籠の灯りと二月堂を眺めるだけでも美しい夜ですが、せっかく訪れるなら、少しだけ踊りの輪の近くまで行ってみてはいかがでしょう。
見に行ったつもりが、「おいで、おいで」と誘われて、いつの間にか踊って帰ることになるかもしれません。
奈良の夏の終わりに出会える、ちょっと賑やかな奈良の夜です。
東大寺二月堂「十七夜・十七夜盆踊り」
開催日:2026年9月17日(木)
十七夜法要:午後6時~
十七夜盆踊り:午後6時30分~午後9時頃
場所:東大寺二月堂周辺
※天候などにより予定が変更される場合があります。お出かけ前に東大寺公式サイトで最新情報をご確認ください。



